Nawshicaの自然とともに

2019年4月にフリーとなり、現在は Nature Guide & Research として鳥や植物、昆虫の調査や観察会講師、ガイドなどをしています。このブログは​ 20​10​/04​/2​9 に yahooブログで開設し、2019/09/09 にこちらに移行しました。このブログでは日々の活動で見た生き物を中心に情報を発信しています。

セイタカシギ

またまた書き込みが滞っていました (A^^;)
いいわけですが本職の方が忙しくて (A^^;)  でもやっと山を乗り越えられた・・・って、前にも書いたような (A^^;)

1月9日に大阪府のガンカモ一斉調査に行ってきました。ボクの担当は大阪南部。
11ヶ所の河口部や溜池を回ってカモ類の数をカウントし、報告しました。カモの数は457羽とそう多くはなかったのですが、去年に引き続き北方系で海の鳥のホオジロガモ(Bucephala clangula)♀1羽を溜池で記録したり、河口部にヨシガモ(Anas falcata)♂がいたりと、11種のカモ類を記録することができました。

イメージ 3

この河口部でヨシガモを見る機会はほとんどないので、調査のときに出てきてくれて本当にラッキーでした。調査に同行した高校生たちもこのきれいな鳥が見られて喜んでいました^^

途中の溜池でカモを探しているとき、水際にセイタカシギ(Himantopus himantopus)がいるのに気付きました。そおっと近づいてみました。

イメージ 1

右側の方は背中に青い光沢があり、左は光沢がなく褐色っぽい羽衣をしています。成鳥と若鳥、と当初は思いましたが、右が♂、左が♀でした。どうりで仲がいいわけです^^

イメージ 2

すぐ横まで行ってもあまり人を恐れず、ゆっくり撮影させてくれましたが、なんといっても調査中で時間をかけるわけもいかず、この日はこれまで。

1月11日に、再度この池を訪れました。全く同じ場所にまたセイタカシギを発見。1月6日頃からずっとここにいるそうです。

イメージ 4

赤い目もきれいに見えていました。
池の堤を歩いてくる人に驚いて、飛び立ちました。

イメージ 5

片足が悪いようにも見えますが、普通に歩いています。

イメージ 6

飛ぶ姿もとってもきれい!

イメージ 7

遠くまで飛んでいくこともなく、すぐまた元の場所に戻ってきました。ここで繁殖してくれたらいいのですが (A^^;)

平池の鳥

オーストラリアの鳥シリーズが終わったらほっと一息、つき過ぎていました (A^^;) 週1更新の目標はどうなったのやら (A^^;) 

今年のいろんな観察会や調査のアップはちょっと置いておいて、昨日和歌山北部のもっとも大きな溜池である平池で久しぶりに鳥見をしてきましたので、そちらを先にアップ^^

愛想のいいカンムリカイツブリ(Podiceps cristatus)がいると聞いていましたが、本当にいました^^

イメージ 1

カンムリカイツブリは大きな川や湖で見られることもありますが、主として海に生息する冬鳥。海では波の合間に遠く見る程度ですが、ここ平池でははるかに近く見ることができました。それでも警戒心はけっこう強く、水中に潜った隙にダッシュで距離を縮め、何とか見られる写真を撮ることができました。

水中からぽこっと水面に出てきたら、スーッと距離をとるように泳いで遠ざかっていきます。その途中で、羽ばたきのシーンを見せてくれました。

イメージ 2

まずは伸び上がり、翼を広げて、

イメージ 3

バタバタバタっと翼の水を切るように羽ばたき、

イメージ 4

よっこいしょ、って感じで着水^^ 身体の軽さがよくわかります^^

この時期は冬羽ですが、喉の飾りに少し夏羽っぽい赤い色が見えていました。

平池ではヒドリガモ(Anas penelope)が多く、マガモ(Anas platyrhynchos)やコガモ(Anas crecca)などたくさんのカモが見られますが、オオバン(Fulica atra)が一番近づかせてくれました。餌付けされてあまりの人馴れにびっくり!

イメージ 5

いい角度で撮れたのに、近すぎて足が切れてしまいました (A^^;)  目がこれほどまで赤いとは!

イメージ 6

餌をくれないとわかったら、やっと離れてくれました^^ それにしてもこの恨めしそうな顔 (A^^;)  水鳥で泳ぎも上手ですが、足には水かきがなく、カイツブリ(Tachybaptus ruficollis)と同じく足指が平たく広がってオールのような形をしています。これを弁足といいます。

オオバンは関東以北では普通に繁殖していますが、西日本では本当に少ない鳥でした。ところが繁殖地がどんどん南下し、今では大阪南部でも繁殖しています。和歌山でももうまもなく繁殖するようになるかもしれません。

オオバンを撮影していると、遠くの方にいたオオバンが池を横切るようにどんどん近づいてきました。

イメージ 7

まるでジョーズを見ているような迫力! でも餌はやらないよ^^

ケアンズの鳥(メジロ科・ムクドリ科・ハナドリ科・タイヨウチョウ科・スズメ科・カエデチョウ科)

45.メジロ科
ハイムネメジロ(Zosterops lateralis)がキングフィッシャーパークでよく鳴いていました。撮影できるところには全く出てきてくれませんでした。

46.ムクドリ科
カバイロハッカ(Acridotheres tristis)が街中のいろんなところで見ることができました。移入種だそうですが、オーストラリアでは特に移入種と在来種を区別するようなことはしないそうです。普通種なのでつい撮らずに終わってしまいました (A^^;)

ムクドリ科ではもう一つ、オナガテリムクドリモドキ(Aplonis metallica)を見ることができました。

イメージ 1

真っ黒で光沢のある身体とルビーのような真っ赤な目が特徴的です。
この鳥は、朝夕に大きな群れで低い位置を弾丸のように飛ぶ姿を毎日のように見ますが、こんなふうに止まっている姿を見ることはなかなかありませんでした。あんな低い位置をあんなスピードで飛んで、衝突しないのだろうかと思っていたら、やはり車と衝突事故を起こすことがあるのだそうです。

47.ハナドリ科
ヤドリギハナドリ(Dicaeum hirundinaceum)を2ヶ所で見ることができました。

イメージ 2

これは♂。とても美しい鳥です。カッタナウェットランド近くの池に立ち寄ったとき、車のすぐそばの木の上に止まってくれました^^ 逆光だったので思いっきり補正 (A^^;)

48.タイヨウチョウ科
キバラタイヨウチョウ(Cinnyris jugularis)が営巣していました。

イメージ 3

これは♀。♂はのどが真っ黒ですが、今回見たのは♀ばかり (A^^;)  ごみが絡まったのかと思うような巣を作っています。もう一ヶ所では、

イメージ 4

道路すぐ横の木で営巣中。巣の入り口から顔を覗かせていました。

49.スズメ科
イエスズメ(Passer domesticus)が街中で見られました。この鳥も朝食を食べていると近くまでやってきたりしますが、普通種過ぎて撮影していないことに気付かなかった (A^^;)  この鳥も移入種のようです。

50.カエデチョウ科
フヨウチョウ(Neochmia temporalis)がキングフィッシャーパークで見られました。

イメージ 5

赤い眼帯をしているようです。明るいところに出てきてくれず、こんな粗い画像の写真になってしまいました。

もう一種、カノコスズメ(Taeniopygia bichenovii)の群れを見ました。かわいかったのに、撮れる近さには来てくれませんでした。残念!

7月末のケアンズ研修旅行、やっと鳥については全部アップすることができました。まだ植物は未整理ですが、オーストラリアには日本のようないいハンディ図鑑が出版されていないようで、いまさらながら多様な美しい写真図鑑がある日本の状態が世界的には普通のことではないのだと気付かされました。

オーストラリアの鳥シリーズはこれで完了です。お付き合いありがとうございました。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • 管理者ページ