鳥の顔どアップシリーズの続きです^^
まずはコゲラ(Dendrocopos kizuki)

日本産の一番小さなキツツキで、スズメくらいのサイズです。このサイズにだまされて、バンディングで初めてコゲラを持った時、油断して指をトトト・・・ってつつかれてしまいました。いててっと思ったとたんに、血が丸く吹き出てきました。コゲラ恐るべし、です (A^^;)
この写真の鳥は頭に赤い羽毛が数枚見えますので♂です。赤い羽根は普通隠されているので、野外でこれを見ることは稀です。これが見えれば♂なのですが、見えない時は雌雄の判別は??
続いてアオゲラ(Picus awokera)

べったりと頭が赤いのが♂の特徴です。身体は青くなくて緑色。昔の日本人は、青も緑も灰青色もみんな「アオ」って言っていたため、この緑色のキツツキもアオゲラって呼ばれています。生木に穴を開けるこの鳥にもし指をつつかれたら、骨が砕けるかも (A^^;)
普通種ですが、日本特産ですので、海外のバードウォッチャーには人気の鳥です。
最後にオオアカゲラ(Dendrocopos leucotos)

アオゲラとほぼ同サイズの大型のキツツキです。♂の頭はアオゲラ同様べったりと赤いのですが、♀はこのように赤くありません。和泉葛城山の山頂付近、天然記念物のブナ林周辺で見られ、それより標高の低いところで見られることは少ない鳥です。