先週の土日、娘のフィアンセのご両親との初顔合わせに東京に行ってきました。
秋田の人で、白神山地のブナ林や、クマゲラ(Dryocopus martius)で有名な森吉山にそう遠くないところにお住まいらしく、お父さんは渓流釣りとクマが好きだということで、初めて会って話しているという感じもないくらい楽しい時間を過ごすことができ、気が付けば4時間ほども経っていました。暖かくて優しそうなご両親で、娘のことを気に入ってくれているようで、ほっとしました。
 
翌日は娘と上野公園に行きました。
 
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この枝垂桜は満開で見事でしたが、ほとんどのサクラはもうほとんど残っていませんでした。でも、この先はブルーシートでいっぱいで、花見の宴会だらけ。花がなくても飲めればいいって感じでした^^
 
左手に降りて不忍池に行ってみました。冬は敷き詰めたようにカモがいますが、この時期にはもうほとんどがロシアに帰っていました。少しだけキンクロハジロ(Aythya fuligula)が残っていました。
 
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手前の黒白のはっきりしているのが♂、向こう側が♀です。潜水ガモですので、上から見ていると水中を泳いでいる姿がよく見えました。
 
ユリカモメ(Larus ridibundus)はもう夏羽になっていて、真っ黒の頭巾をかぶったようになっていました。でも、なかなか近くで写させてくれません。そのかわり、ウミネコ(Larus crassirostris)が近くに止まってくれました。
 
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くちばしの先が赤と黒に塗られていることと、成鳥でも尾羽の先が広く黒いことが特徴です。他のカモメ類も若い間は尾羽の先が黒いのですが、成鳥になってもそのままのカモメは世界中を探してもごく少なく、おそらくネオテニー(幼形成熟)だろうというのをどこかで読んだ記憶があります。
 
不忍池をあとにし、上野動物園にも行ってみることにしました。行ってびっくり、すごい人です (A^^;)
 
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動物園に入るために並ぶなんて・・・ いいシーズンだからというだけでなく、どうもジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)目当ての人がたくさんいたからのようでした。
 
入ってすぐにパンダ舎がありました。和歌山でたっぷり見てるのですが、やはりせっかく来たので見てみることにしました。
 
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和歌山では透明のガラス越しや屋外で直接見られたのですが、ここのパンダはフラッシュ除けのためか青っぽく着色されたガラス越しです。これは♀のシンシン(真真) う~ん、白浜ワールドサファリの方がもっと落ち着いてじっくり見られたぞ (A^^;)
 
前にワールドサファリに行った時は、双子の赤ちゃん、梅浜(メイヒン)と永浜(エイヒン)が生まれて公開されていたので、ものすごくかわいかったです。
 
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本当にぬいぐるみのようにかわいい^^ パンダの数も多いし、こういうのを見たあとですので、上野のパンダには申しわけありませんが、「あ、いたいた」っていう程度でした^^