初夏から夏にかけていろんなところに出かけ、たくさんの出会いがありましたが、全て宿題になってしまいました (A^^;) 少しずつそれらをアップしたいと思います。
8月7日朝、突然白川郷に連れて行けと言われました (A^^;) ボクは人口建造物にはあまり興味がないのですが、すぐそばに白山スーパー林道があり、そこに寄ることを条件に一路白川郷に。ボクとしては日の高いうちに行きたかったのですが、結局スーパー林道に行けたのは16時ごろ (A^^;) 困ったものです (A^^;)
スーパー林道に入って少し走ったところに、小さな滝があってたくさんの花が咲いてる場所を発見。すぐに車を止めて撮影開始です。
まずはクロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)

この花は濃い紫色なので、とっても撮影しにくい植物です。何度撮ってもじょうずに撮れないのが情けない (A^^;) アップの写真で満足のいくものはありませんでした。
見上げた崖の上の方には、コオニユリ(Lilium leichtlinii f. pseudotigrinum)が咲いていました。

オニユリそっくりの花ですが、葉の基部にはむかごができません。
その近くには、カライトソウ(Sanguisorba hakusanensis)が咲いていました。

ワレモコウ(Sanguisorba officinalis var. carnea)と同じく、バラ科の植物です。
滝や流れの近くでは、黄色の花が群落を作っていました。キンコウカ(Narthecium asiaticum)です。

かつてはユリ科に分類されていましたが、今はキンコウカ科に分離されています。
クガイソウ(Veronicastrum japonicum var. japonicum)も満開でした。

こちらはゴマノハグサ科に分類されていたのが、なんと今はオオバコ科です。なじめないなあ (A^^;)
モミジカラマツ(Trautvetteria caroliniensis var. japonica)も咲いていました。

これはキンポウゲ科の植物。変更がないとほっとします^^
車でさらに進んだところに、キク科のヤマハハコ(Anaphalis margaritacea subsp. margaritacea)が咲いていました。

さらに進んだところではトリカブトの花が咲いていました。

トリカブト類は分類がとても厄介です。でも、白山で見られ、花序が無毛であること、兜の先の尖ったところが水平に延びていないことなどから、これはリョウハクトリカブト(Aconitum zigzag subsp. ryohakuense)のようです。キンポウゲ科の有名な毒草ですが、とても魅力的な植物です。
シモツケソウ(Filipendula multijuga)もあちこちで見られました。

これは見るからにバラ科の植物。開花するとぽわぽわっとした感じになります。
続く^^