さて、翌日。朝食後、山頂に向って出発する前、稲村ヶ岳山荘前でオサムシを見つけました。

オサムシの仲間の分類は最初からあきらめています (A^^;) でも、やけに黒くて身体が細身のところから、クロナガオサムシの仲間ではないかと思っています。ちょこまか動き回ってばかりで、ストロボを使ってなんとか見られる写真を撮ることができました。
全員集合して、山頂目指して歩き出してすぐ、ミソサザイ科のミソサザイ(Troglodytes troglodytes)が目の前に。

動き回ってなかなかピント合わせができないまま、これを撮ったあと隠れてしまいました。近くで営巣していたようなので、急いでその場を立ち去りました。
稲村ヶ岳山頂から戻ろうとした時、参加者の帽子の上にタテハチョウ科のヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica)が止まりました。

サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)と酷似していて、見分けるのは本当に難しいですが、生息環境と、後翅基部の3つの丸い紋の上二つの外縁を直線でつなぐと、下の丸い紋と完全にずれていることから判断しました。
今回は全く見ることのなかった虫がコガネムシ科のルリセンチコガネ(Phelotrupes auratus auratus)。いつもならよく見られるのに全く出てきてくれませんでしたが、稲村ヶ岳山荘に戻る途中でやっと1頭。山荘に戻るといくつか見ることができましたが、写真はボツ (T_T)
山荘に近いところのササの上に、セセリチョウ科のコチャバネセセリ(Thoressa varia)が止まっていました。

一見ガのように見えますが、触角の先がぽこっと太くなっているのがチョウの特徴です。天気が悪いせいか、ほんとにチョウは少ししか見られませんでした。
山荘でお昼ご飯を食べたあと、宿舎前でこんな虫を発見。

シリアゲムシ科のプライアシリアゲ(Panorpa pryeri)♀と思います。長い口が黒く、羽に複雑な模様があります。♂は名前のとおりサソリのように尾端を上に曲げています。
下山中、小さなコガネムシを参加者がゲット。

白い花によく集まっているコガネムシ科のヒメアシナガコガネ(Ectinohoplia
obducta)です。なかなかきれい。
obducta)です。なかなかきれい。
さらに下っている途中、カラの仲間の混群に出会いました。繁殖期が終ると、複数の種が混ざった群を作るのが混群。この時は、シジュウカラ科のヒガラ(Periparus ater)やヤマガラ(Poecile varius)、キツツキ科のコゲラ(Dendrocopos kizuki)に混ざって、ゴジュウカラ科のゴジュウカラ(Sitta europaea)を見ることができました。

この鳥は木の幹に上向きだけでなく下向きにも止まることができ、動きも自由自在!
さらに下ると、マンモスが見送ってくれました。

登り口まで戻ると、そこにはセミ科のヒグラシ(Tanna japonensis)も待っていてくれました。

ということで、稲村ヶ岳シリーズを終ります。
次は鳥さんかな^^