今日は大阪府のガンカモ一斉カウント調査に行ってきました。先週の3連休に担当の場所を済ませた人がおそらく大半だと思うのですが、我が家に子供や孫がそのときに帰省していて、遅ればせながらって感じです (A^^;)
まずは男里川河口部へ。カモもカモメも少なめだったけど、マガモ(Anas strepera)の中に変なのが1羽いました。
この子は誰? ってマガモ♂には違いないと思うんだけど、なにかとの雑種? それとも雨覆羽に先が淡色の羽がいくつか見えるので、単に若いだけカモ^^
河口部から上流に向かってカウントし、対岸に移動してから河口に戻ったとき、真っ白いカモメを発見。なんと、20年ぶりくらいでこの場所で見るシロカモメ(Larus hyperboreus)第1回冬羽でした。
北方系のカモメなので、なかなか見ることができない鳥。成鳥よりこの第1回冬羽の方が真っ白なのが不思議。嘴先端が黒いのも若鳥の特徴です。
羽づくろいばかりしてなかなか翼を見せてくれませんでしたが、待っているうちやっと翼を広げてくれました。風切羽先端まで白いのがシロカモメの特徴です。
遠目には真っ白だったのですが、望遠鏡でのぞくと胸がなんだか少し薄汚れたように見えました。
このあとは溜池です。いくつか回った後、普段余りカモがいない池に着いて池に近づくと、すぐ近くから1羽のカモが飛びました。キンクロハジロ(Aythya fuligula)かなと思って双眼鏡で見てみると、嘴や頭の形が全く違う! こんな小さな池でまさかのホオジロガモ(Bucephala clangula)♀です。
普段は海にいるカモ。なにを思ってこんなところに?? 潜っている間に距離を詰めて、出てきたところをパチリ^^
逃げなくっても悪いことしないのに (A^^;)
またそおっと近づいて。今度はにらまれはしても飛ばれることはありませんでした^^
ごめんね。もう追っかけたりしないから。
♂だったら名前のとおり頬に白い紋があってきれいなのですが、♀もなかなかかわいいです^^
同じ池にオシドリ(Aix galericulata)が10羽もいました。これも初めてのことです。
この日は受け持ちの11ヶ所を回り、10種383羽を確認しました。これ以外に見た種も含めて、この日は午前中だけで44種の鳥を確認できました。昼ごろ天気が崩れたので、もし天気がずっとよければ、午後にも鳥を見に行けば60種くらいは見られたかもしれません。