先日、久しぶりに大阪城に行ってきました。城内は中国や韓国からの観光客でいっぱいでびっくりしました。
 
ボクは静かな西の丸庭園に。少し前まではニシオジロビタキ(Ficedula parva)がいてバードウォッチャーやカメラマンでにぎわっていたらしいのですが、今はひっそりしていました。
 
園内に入ってすぐにハヤブサ(Falco peregrinus)がいました。高空で、しかもビル街に飛び去ったので撮影はできませんでした。芝生の上にはツグミ(Turdus naumanni)やカワラヒワ(Chloris sinica)がいる程度。鳥は少なめでした。
 
それでも何か見れないかと庭園の奥の方まで行くと、まずはコゲラ(Dendrocopos kizuki)が出迎えてくれました。
 
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最初は2羽だったので夫婦かと思ったのですが、途中から3羽に。これから恋のバトルが始まるのかも^^
 
じっとしていると目の前までやってきてくれました。
 
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忍法天井走りの術! 垂直の幹だと両足と硬い尾羽の3つで支えていますが、こんな逆向きだと足指の力だけで支えることになります。いくら体重が軽いとはいえ、すごい!
 
近くにジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)♀もいました。
 
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「コゲラさん、なんて器用な格好で!」って言ってるような^^ 実はこれ、ボクが近づきすぎてちょっと警戒しているポーズです^^
 
西の丸庭園をあとにして、お堀の周りを歩きました。もう梅(Armeniaca mume)は満開で人がいっぱい。人の少ない豊國神社の方に退散しました。こちらにはシロハラ(Turdus pallidus)がいっぱいいましたが、この鳥はなかなか撮影できるような所に出てきてくれませんし、近寄らせてもくれない。ところが1羽が城壁の上に止まってくれました。
 
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雨覆の先が淡色なのでこれは去年生まれの若鳥です。見ていると、
 
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なるほど! 水浴び場だったのだ! ちょうどいいサイズと深さの穴に雨水が溜まっていたようです。